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今年ももうすぐおしまいです。
今年はいろんな事情から活動休止や、
みなさまにご心配をおかけして申しわけありませんでした。
新年は新作にも挑む所存ですので、これからも荒木スミシや、
ノンカフェブックスをどうぞよろしくお願いいたします。
https://t.co/NmHQbQPCjn。。。
どこへ行きたいのかわからないけど旅に出る。
どこかに行きたいけどわからないけど歩いてみる。
きっとどこか、とは、風に乗り、雲を渡り、水たまりを超えた場所にある。
お腹が減って喫茶店に入る。
そこで、思わずおいしいパンにであった。
そんなもんさ。
そんなもんだよ。
。。。
叫ぶのだ。
叫ぶように歌うのだ。
深呼吸して、ギターがキュイーンって鳴って、
そしてみんなが歓声を上げ、爆発したような心で叫んだ。
いくぜ。
歌えたんだ。
声が出て、あなたのつくった曲を歌えたんだ。
うまく歌う必要なんてない。
響け!
ただ、響け!
もういないあなたのいる空へ。
。。。
エレベーターがとまった。
なかに乗っているのは私と男の人。
どうしようか、と話し合った。
待ってもエレベーターは動かない。
男の人はカメラを取り出して「記念写真を撮ろう」
と私との2ショットを自撮りした。
お互い笑った。
エレベーターの扉が開いて、別れた。
さよなら偶然の恋人。
。。。
私たちはちゃんと祝福されて生まれてきたんだよ。
私はその祝福という言葉が壊れてしまわないように、
できるだけ丁寧に自分のポケットに入れた。
だからポケットに手を入れて、街を歩く時、
祝福を思い出すよ。
強く生きることができればと思うよ。
ちゃんと祝福されて生きているんだよ。
。。。
ハンバーガーショップで、コーヒーを買って席につく。
もちろん、向かいの席はあいている。
その空白を見つめる。
空白に心のなかで話しかける。
空白とコーヒーを飲む。
空白に恋している。
それがとても大切な時間のような気がする。
空白が恋人の時代。
そこち誰かが座る日もあるのかな。
。。。
僕はどうしても、風や風の流れ方や、空気感や、光の具合、光の走り方、
そういう自然なものに、興味がある。
スカートのはねかたや、髪のはねかたや、水たまりの雫がどう飛び散るのか、
。。。
急に穴に落ちた。
そこは真っ暗だった。
なにも見えず、叫んでも返事はなく。
私は足元の石を拾って投げた。
ん? 広い?
ふと、電気がつく。
そこはアメリカのホテルの部屋だった。
ベッドにマリリンモンローが寝ていた。
あのモンローさん?
何?
モンローは涙を拭いた。
泣いていた
。。
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