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ダンスダンスダンスRMX

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「TSUTAYAえびすばし店」の販売風景です。

なんと、僕が書いた「ダンスダンスダンスREMIX」も置いてある!!!!!

涙が出るほど嬉しい。

これはメディアファクトリーから

「村上春樹さんの作品をRIMIXしてほしい」と依頼されて書いたもの。

企画は、今や売れっ子の「古川日出男さん」。

古川さんが直接、春樹さんに手紙を出してOKをもらったもの。

しかーし、当時は「早すぎる企画」という印象が僕にはあった。

今だと、「古川日出男が村上春樹をRIMIX」なんて戦慄走ると思う。

当時の僕は実際、困った。

音楽ならリズムトラックで解体できるけど、小説は分解しても「単語」になるだけ。

だから悩んだ末、「作家精神を解体して再構成する」ということにした。

これはやってみると、文学的に興味深いことが起こっていることを

当時の評論家も読者も気づいてない。

ただ「僕」と書いても、その文章は「二重」になっている。

つまり角度を変えると、「春樹さんの僕」、また違う側面は「スミシが書く僕」と読める。

これがずっと続く。

そのことに気づいた僕は「隣の部屋に鳴る電話を忍び込んで取りに行き、その部屋の

住人になりすまして生活する」という物語にした。

当時の読者は、目前の「なぜ春樹さんの作品に手を出すのか」だけ、しか注目しなかったので、

そこに起こっている「新しい文学性」に気づいていないのだ。

もちろんファンのかたがたのお気持ちもわかるし、そりゃ僕だって依頼されなきゃ「そんなことできない」

けれど、どうやら村上春樹さんは「ある意味で喜んで」くださったらしい。

こういった「小説のRIMIX」が認知されるのは、もっともっと時間がかかるし、前例が増えて、

ようやくその「底知れぬ表現の可能性に気づく」だろう。

古川日出男さん、イヌカイキョウコさん、モトギフミオさん、そしてアラキスミシが

いかにしてRIMIXしたか、それを読みたい人はまだアマゾンやネットショップで手に入るので

ぜひ読んでみてほしい。

そして、、、、、メディアファクトリーさま、、、、この企画、今、ですよ!

僕は下手でまだまだですがRIMIXを正面から挑戦して、この表現の「可能性」を知っているので

「もったいない企画!!!!!!」だと思います。

個人的にもうひとり、ムラカミリュウさんへのオマージュをどこかで捧げたいと思って

今回の「月曜日、地球を盗む」では、あの「ダチュラ」を登場させています。

僕の小説では名前はもちろん違うんですけれど、オマージュです。

僕は「村上春樹RIMIX」はすごく冒険している企画で、

こういうことをやる気概の有るメジャーはもちろん好きです。

ダンス・ダンス・ダンスRMX―The other side title“Typewrite Lesson” (ダ・ヴィンチ・ブックス)ダンス・ダンス・ダンスRMX―The other side title“Typewrite Lesson” (ダ・ヴィンチ・ブックス)
(2003/07)
荒木 スミシ

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[ 2009/03/19 ] ブログ | TB(0) | CM(0)

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