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神戸新聞夕刊、随想6/25 掲載

神戸新聞夕刊、随想6/25

「夜空の月に手を伸ばす」

荒木スミシ

zuisou0625.jpg


夜空の月に手を伸ばす

 
前へ前へと時は流れていく。
 
それは痛みと希望を同時にいつも、連れてくる。
 
ある日、ふと思いついたことがあるんだ。

それは我々と同じように少年犯罪の加害者も今や「親」になっていくんじゃないのかな。

その時、我が子をどんな気持ちで育てるのかな。

果たして、その子供はどんな人生を歩むことになるのかな。

彼らは社会生活のなかで「他者の温もり」に出会えたのだろうか?

僕はこのテーマをささやかな小説にしようとしている。

誰にとっても「大人になっても生きる意味を探し続ける姿こそが、生きる価値を教えることができる」と考えるからだ。

少年事件の加害者がどう自分の息子を抱きしめるのか、それに興味がある。

もちろん、時がどんなに流れても「犯罪者は犯罪者」。

そういう意見があるのは当然だろうな。

厳しい目は持っていたいものです。

しかし前へ、前へと時間は流れていく。

前へ、前へと道を歩いていく。

そう道のりのなかで、自分の子供を抱き、「他者の存在」を少しでも感じないかな。

「透明な存在」は「他者の存在」という未来になっていくんじゃないかな。

そう、6月28日で神戸連続児童殺傷事件の加害者が逮捕されて16年が経つ。

なんだか、夜空の月に手を伸ばしたい。

届かないかもししれないけれど月に手を伸ばしたい気分だ。

君は今、自分の子供への愛や、人への愛は知っているかな?

過酷な人生のなかで、罪を感じ続けているかな?

ねぇ、自分は好きかい?

今、人生は好きかい?

人は好きですか?


前回の神戸新聞エッセイ
「ジャンプの前に人はしゃがむ」はこちら↓

http://sumishi.blog114.fc2.com/blog-date-20130612.html
[ 2013/06/26 ] 営業担当より | TB(0) | CM(0)

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