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ストリエで連載開始。詩をいくつか。


【情報解禁★】

新しい読み物サービス『ストリエ』

https://t.co/auPXSSeqlc

で、連載させていただくことになりました。

「君のいない未来にきました」という詩小説です。

第一回はこちら。

https://t.co/C9ZbTm7vGj

パソコンからのみです。詩と漫画と小説と。
。。。

17日からのネットで連載。

かなりLINE風なので、LINEをやっています。

お友達登録してください。

ID sumishiaraki

。。。

カーテンを感じる。

レースのカーテンから、もれてくる光や風を感じることは、

この世界の小さな幸せだ。

ゆっくりと、カーテンは膨らみ戻る。

遠くで鳥がないている。

私は目をつむってどこでもない場所にいつまでもいる。

ここはどこでもない。

私はそっと目を開けて微笑む。

。。。

愛の形にカタチなどない。

私の愛は例えば夕日。

低くなる時だけ赤く染まる。

僕の愛は例えばカモメ。

高く飛び立ち、波に急降下。

鏡のように互いの姿を映しだす幸福もあるかと思えば、

涙の血のような不幸を知る。

愛は夕立。

愛は蜜蜂。

愛は旅立ち。

愛は巣。

愛の形にカタチなどない。

。。。

蝶を手渡す。

あなたに蝶を集めてブーケのかたちにして手渡す。

蝶は様々な色をして、それぞれどこかへ飛び立とうとしている。

うまく手渡せるかな。

何せ大量の蝶だ。

あなたにやはり手渡すことはできず蝶たちが思い思いに飛び立つ。

花が爆発したように。

なんという色たち。

。。。

田舎道。

走って学校から家へ帰っていた。

靴の中に何かあると思って、脱いで見たら、

そこにメモがあった。

あなたのことが嫌いです、とマジックで落書きしてあった。

嫌われていい気分はしないけど少し泣いて少し笑った。

夕日が光る。

それからダッシュして水溜りを超えた。

。。。

車に乗っていて、前の車を追い越す。

前の車の後部座席にその少女は乗っている。

僕と視線があうが何も言わない。

僕はそのまま追い越す。

と、少女は僕に手を振って言う。

さようなら。

僕は車のブレーキを踏んで並走するときに気づく。

さっきいた少女はいない。

消えている。

。。。

透明人間になってからしばらく経つ。

でも実際透明になると、何もしないものだ。

部屋の隅でじっと座っている。

いたずらなどしない。

自分の呼吸の音を聞いているだけ。

生きている証拠に、下駄箱の靴を全部出して並べた。

まるで、足跡のように。

存在。実感。浮遊。

涙も。

。。。

当然、私のなかにはもうひとりの私がいる。

もうひとりは、14歳の時の姿をしている。

そしてコートを着込んでいる。

しゃべるときは、白い息だ。

どうしてあなたは、そんなに寒そうなの?

その凍った瞳は何?

彼女は言う。

もう14歳じゃないあなたにはわからない。

。。。

軟体彼女。

フニャフニャに憧れる。

だからクラゲになったつもりでベッドからずり落ちる。

フニャフニャすることで脱力感が増していく。

そう私はクラゲ。

そう私はコンニャク。

水になって溶けていなくなるんだ。

こんなに夏の暑い日は蒸発してしまう。

軟体彼女の目覚め。

。。。

街へ出ると沢山の悲鳴が聞こえた。

群衆が半狂乱で逃げてくる。

何から逃げてるの?

でも私も怖くなり、群衆に混ざって逃げた。

悲鳴もあげたし泣いた。

でも何から逃げてるのか、はわからなかった。

背後には何もいない。

みんなは次々と逃げる。

理由なき逃走。

理由なき群衆。

。。。

青く塗れ。

地球に迫った流星の電磁波によって、

死なないために、地球の人はすべて青く塗料を塗る必要があった。

いよいよ流星が近づいてきて、青い雨を降らせる機械までつくった。

ビルも青い雨に染まる。

猫も、道路も、涙も青く塗られた。

青く塗れ。

生き残れ。

。。。

私は自分のスネに生えている産毛を見つめている。

日差しに照らされて黄金に見える。

そこに蚊がとまって血を吸った。

庭にはスプリンクラーがゆっくり回っている。

私は血を吸われながら、スプリンクラーが吹き出す水がつくる虹を見た。

蚊は飛び立つ。

殺さないでよかった。

。。。

セクシー写真を撮ろうしたらこの有様。

素晴らしい人生を送ろうとしたらこの有様。

美しいものだけで髪飾りをつくろうとしたらこの有様。

素敵な瞬間だけで物語をつくろうとしたらこの有様。

なんでだろう?

なんで私の人生はこうもみっともないのだ?

カメラに問いかけるとまた無言だ。

。。。

水たまりに、飛び込んだ。

水しぶきが一斉に跳ね上がる。

私の髪も跳ね上がる。

地球のカケラが跳ね上がる。

水たまりの跳ね上がる感触が私に教えてくれる。

ああ生きてる!

私生きてる!

跳ね上がった髪が降り、水しぶきもおさまり、

私は着地する。

これはその一歩の小説

。。。
[ 2015/05/16 ] | TB(0) | CM(0)

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