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宝物は底にある。詩の集積

夕方の光には何かがある。

冷たさがある。

よく見るとホコリがある。

暗さが混じりはじめている。

子供時代の思い出も運んでくれる。

しかし死も連想させる。

私は夕方の光を追いかけ続ける。

包まれ続けることはできない。

。。。

私はスキマ女である。

スキマを見つけて、入り込み、出て来たくない。

家具と家具のスキマ。

ビルとビルのスキマ。

会話にもスキマがある。

うっかりする。

国会にもスキマがある。

寝ている議員。

スキという愛情にはさまれた子供に。

。。。

意外なものが人生にはやってくる。

意外な武器。

意外な夢。

意外な恋人。

意外な病気。

そんな予想もしなかったあの人と私は今から結婚式を挙げる。

窓から結婚相手はやってくる。

意外と背が高いなあ。

。。。

走る車の窓から後ろを見ている。

去っていく人。

去っていく時間。

去っていく雨傘。

去っていく恋愛。

去りゆくものだけが世界を作っている。

髪の毛だけがやってくる風に舞い上がりその風さえも去っていく。

これは簡単なタイムマシン。

。。。

つまづいた。

私は小さな石につまづいた。

それは人生とやらに似ていた。

ほんの小さな失敗。

私は転ぶ途中だ。

なんとも不恰好に転ぶだろう。

手をついてなんとか体を支えられるか。

とても大切な時に限って。

そんな人だ。

私は。

。。。

時々、心はアクリルの箱なんじゃないか、と思う。

つるつるして、感情も人間らしさなんてないんだ。

アクリルの箱がいくつかあって、怒り、喜び、愛、とかシールが貼ってある。

涙の箱から、涙はつるつる出る。

温もりはない。

。。。

目の前にドアがある。

あなたはドアに入っていく。

あなたは進み始める。

それが誕生であれ死であれ可能性であれ目覚めであれ。

あなたはドアの中へ入ると、ドアは消え砂になる。

ドアとは、なんだろうか。

ドアの向こうにあるもの。

。。。

感受性は、本当は、一番邪魔なんだと、思えていたんだよ。

感受性は生きにくくするしコミュニケーションの上で邪魔なんだよ。

それが、その邪魔者が心の鍵だとある日気づかされる。

まさか邪魔者が暗い影を守ること。

面倒なことが光。

。。。

少年少女というべき、性別がこの世界にはある。

少年特有の青さと、少女特有の色気がある。

野蛮さと可憐さがある。

太陽のような光と、月のようなやさしさが、パレットの上で混ざり合って、透明になる。

。。。

私は今からダイナマイトに火をつけて死のうとしている。

しかし一生を振り返ってみると、笑えてきてしまう。

懐かしい子供時代のイタズラを、ずっと続けていたみたいな一生。

そうだイタズラ人生だ。

人生の最期のイタズラを今から。

。。。

宝物はそこにある。

宝物は底にある。

だから、時々、潜らなくてはならない。

自分の心という海に。

普段は明るく過ごそう。

でも、たまに、海の底にダイブする。

そこにいるもうひとりの自分と話す時間。

宝物は底にある。

。。。

あと5ミリで手が触れ合う。

私たちは、お互いに手を伸ばす。

しかしあと5ミリの隙間を残して凍りついてしまった。

ほんのすこしの空白。

どうしても埋まらない空白。

私たちはあと5ミリで手が触れ合う恋人なのに、凍りついている。

。。。

傷でハートを作っている僕たちは。

傷で心を作っている私たちは。

ナイフで傷つけながら、人に優しく。

ナイフで傷つけながら、世界を見つめる。

ドアにハートマークをナイフで描いて、静かに静かに。

。。。

[ 2015/07/11 ] | TB(0) | CM(0)

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